移住してから5か月、病気もぜず、元気に過ごしていたものの、とうとう一家そろっての発熱を体験。ドイツの薬局で薬を手に入れたので、あっちっち家妻の経験を投稿。
息子咳が長引く
学校でも高熱が出ている子がいた、インフルエンザ陽性の話もあったのできっと我が家もインフルエンザだったのだろう。
熱は2日で収まるも、息子の咳が止まらず、日常生活を取り戻すために11日間かかった。夜間、眠れないことが続き、冬の洗礼を受けたと感じたものだ。
周りも病院に行くことはないと言っていたので、病院に行けるほど体調がよくなかったのもあってとにかく水分を取って寝ていた。予防接種の予約がもともと入っていた日に病院に行くと、予防接種は延期になり、薬が処方された。
ドイツで薬を初めて入手したので、何日分といった指示がないことや、患者個別に調剤されていないことには驚いた。簡便で、衛生的、用意する側の負担・待ち時間軽減されていた。
Bronchipret®Saft TE 咳・痰に効く
このシリーズには大人用の液剤、錠剤があるようだ。小児用のシロップ剤は非常に飲みやすいとあっちっち家妻は感じたが、息子は飲みにくかったようだ。
オレンジジュースに混ぜて飲みやすくなったようだ。
医師からの処方箋で薬を手に入れたが、テレビCMでも見たり、アマゾンで購入可能なようで医師の診察は不要なようだ。
有効成分はハーブ。これは臭いをかいで納得した。子供は苦手な子も多いだろう。
咳を落ち着かせ、詰まった粘液を緩和する、気管支の炎症を抑える働きがあるそう。
100mL 10€程度
SINGULAIR junior5mg 気管支喘息・アレルギー性鼻炎に効く
日本でもお世話になったことがあるシングレア® アレルギー性鼻炎の症状で服用していたことがあった。ドイツでも出会えたことに感激。
1箱20錠入りのものを処方された。気管支喘息の症状に出された。
世界的に薬の在庫が潤沢ではないようだ。処方された翌日に入庫された。
5㎎20錠 26€程度
Otriven0.05% 鼻詰まりに効く
鼻粘膜の充血を改善させて、鼻詰まりに効果のある薬。こちらもネットで購入可能。
オキシメタゾリンが主成分。日本でも薬局で買える薬や、医師から処方されるものもある。こちらは0.05%の濃度で子供用。大人用には0.1%があるようだ。
10mL 3€程度
NUROFEN®JUNIOR 解熱・鎮痛剤として
イブプロフェンが主成分。
日本で小児の解熱剤にはアセトアミノフェンが処方されることが多かったので、意外だった。医師の好みもあるのだろうが、調べてみると他の解熱鎮痛剤も薬局で容易に購入できるそうだ。
受診を終えて
医師から処方箋を受け取り、近隣の薬局に持っていく。日本人が勤務していると知っていたので、あたりをきょろきょろすると今日は出勤していないと教えてもらった。
あたりをうろうろする、あっちっち家息子。正義感の強い、あっちっち家娘がしきりに注意する。
おとなしくしてて! 触っちゃだめ
そのうち白熱するいい争い。見かねた薬剤師さんが、お菓子をくれました。我が家は、このパターンが多い。娘が、同じ土俵に息子をのせて比べる。子育てって難しい。
今回の騒動で、インターナショナルSOSのアプリの使用方法を再確認。このアプリがあればJapanese Pleaseで日本のセンターに転送されて、ドイツ国内料金で日本センターと話せるようだ。病状や、救急車要請、病院とのやりとりもやっていただけるようで心強い。痙攣を繰り返してきた息子をあっちっち家妻1人で見ているときも安心だ。