滞在許可証取得までの道のり

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滞在許可証取得までの道のり

査証、ビザ、滞在許可、在留証明・・・

一体、何が必要で何をなんと呼んでいるのか。

ビザは日本語で査証。入国するために必要な外国政府からの推薦状。入国時にビザが必要な場合には、入国前に日本国内の大使館(東京)に手続きに行く必要がある。

ちなみに在留証明は、外国に住んでいる日本人が自分の住所を証明するための書類のことであり、あっちっち家夫は、海外に住所を移すことができる銀行に提出を求められた。

現時点で日本国籍の人がドイツに90日以下の滞在する場合、ビザの取得は必要なし。90日以降の滞在の場合、入国後に長期滞在のビザを申請する必要がある。台湾出身の知り合いは、入国後の長期滞在ビザの申請はできず、母国に帰国し、手続きが必要だった。どこのパスポートを持っているかによって、手続きが異なってくるなんて知りもしなかった。日本のパスポートありがたい。

住民登録を行う

ドイツで90日以上滞在するには、住民登録が必要。

入国後1~2週間以内に滞在地を管轄する住民登録局(Einwohnermeldeamt)へ住民登録の届け出(Anmeldung)を行い、住民登録を証明する書類を取得する。その後、税識別番号(Steuer Identifikationsnummer)が付与される。

とにかく、住民登録を済ませれば、銀行口座開設・携帯電話の契約に向けて前進することができる。

身分証明になりえるあらゆるものを持参。アポスティーユ付きの戸籍謄本、パスポート、入居確認書(申請する住所を証明する書類 大家に依頼)、オンラインで手に入る申請書、夫の卒業証明

事前にオンラインで訪問予約が必要。予約メールを入り口の係員に見せる必要がある。

在ミュンヘン日本国総領事館のホームページを参考にしたい。こちら

滞在許可証を申請

住民登録ができたら、いよいよ滞在許可申請書を提出。外国人局に予約を取り、面接へ。社内の担当者が、事前準備・持ち物の確認等手配してくださったため、特に問題なく、10分程度で終了。

指紋採取や、サイン、記載事項の確認。子供たちは、最後飴をもらってにこにこ。

入国後ここまでありつけるのに1か月半程度かかった。さらに、自宅に郵送されて車で1か月程度。

ドイツの運転免許証は取りに行ったのに、滞在許可証は郵送で送られてきたことに驚いた。重要な書類なのだが、ポストに直接入っていた。

あっちっち家妻

無事に届いてよかった

手続きに時間がかかる、名前や生年月日が間違えて届くといったことは、周りでも起きている。90日を経過しても、滞在許可証がない場合、国境を超える旅行や、帰国を避ける場合もある。

手続き中、職員に渡したパスポートをポンと投げて返してくる。正直、衝撃的だった。個人によって違う対応や、仕事中の態度は受け入れることができていたが、とても大切なパスポートをポイっと投げるのは、がっかりした。日本人だったら、目を見てにっこり笑って両手で持って返すかな・・と想像してみた。

在ミュンヘン日本国総領事館のホームページを参考にしたい。こちら

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