水への警戒態勢、最高潮
我ら、完全に水道水を恐れていた。
水道水で洗ったと思われる生野菜・果物は避け、歯磨きもミネラルウォーターで。
シャワーのときは、口も目もぎゅっと閉じて水が入らないように注意。
ガイドさんはしきりに「フレッシュジュースは美味しいよ!」と勧めてくるけれど、申し訳ないが缶・ペットボトル飲料限定。
しかも、飲む前に飲み口をアルコールでしっかり拭くという徹底ぶり。
朝食会場での事件
旅行者慣れしているホテルだったので安心していたが、
「封をしてある水をください」と頼むと、にっこり笑ってグラスに氷入りの水を注がれた。
……おいー!😅
もちろん飲まなかった。
沸かしてあると思われるコーヒーと紅茶はOK。
とりあえず全員、元気に乗り切れた。
エジプト滞在中は、特別な時しか飲ませてもらえない砂糖たっぷりの炭酸飲料を、ここぞとばかりに解禁。
数か月分は飲んだ気がする。
「これは旅行の時だけ!」と心に言い聞かせながら。
帰りのエジプト航空
機内食は「まずまず」。
子どもたちはほとんど手をつけなかったけれど、大人はしっかりいただきました。
やっぱり、旅の疲れもあって温かいごはんが嬉しい。
印象に残ったのはドリンクサービスのマンゴージュース。
これが想像以上に濃厚で、とても美味しかった!
ガイドさんがあれほど「マンゴーフレッシュジュースは最高だよ!」と勧めてくれていたのを思い出す。
もしかして、あのパックジュース以上においしいのかな…?

コーラ!スプライト!ファンタ!!
旅行中は、特別だ。虫歯のことは 忘れる

食事事情
摂取するものに神経を使いすぎて、食事は正直あまり楽しめず。
バイキング会場でも、開始早々に食べられそうなものがなくなり、
食欲もテンションも下降気味。
「もうバス戻ろうか」と早めに退散準備。
ところがガイドさんの皿を見たら、山盛りの料理が……!
だよね、現地の人からしたら普通に美味しいんだよね。
食べ放題だし。
交通事情
現地の人からしたら「行ける道」でも、観光客には無理。
レンタカーなんて選択肢はゼロ。
終始、クラクション(あれアラームじゃなくてクラクションだ!)のプップーが途切れない。
リズムを刻むように、街中がずっと鳴っている。
平均的なエジプトの観光滞在日数は3日ほどらしいけど、
我が家には1日で十分だった。
安心して食べて、飲んで、眠れる場所に暮らせていることのありがたさを、心から感じた旅だった。
追記 海外データ通信
日本で楽天モバイルを契約していた我が家夫婦。
エジプトも海外データ通信の対象だったのだが……全く電波を拾わず。
どうしてもポケモンGOがやりたい夫は、仕方なくテレコムの海外データ1GBを購入。
ガイドさん付きだったので「通信できなかったらどうしよう」とはあまり考えていなかったが、
いざ空港でごちゃごちゃしている状況に直面すると、まずガイドさんに出会えない!
そんな時に、最もデータ通信が必要だったというオチ。
旅行先での「通信事情」も、意外と大事な旅の思い出になった瞬間でした。