2年越しの再会 かぼちゃさん
日本のようなかぼちゃは、ドイツのスーパーではなかなか見かけない。
マリエン広場の八百屋で見つけたことがあったが、それも2年前のこと。
今シーズンは、ママ友から「〇〇スーパーで見つけたよ」という情報をもらい、家から30分のREWEまで足を伸ばした。
散歩友と二人で行くと、売り場には残り2個なのか、2個しか入荷していないのか分からない状態で、日本でお馴染みの美味しそうなかぼちゃが並んでいた。
迷わず手に取り、料金表示がなかったのが少し怖かったが、お会計へ。
なんと2.29€/kg、1個あたり約3.5€ほどだった。
他にもいろいろな種類のかぼちゃがあり、そちらは2.99€/kg。

なんでこれが一番美味しいかぼちゃなのに、値段が安いの?
調べてみると、Sweet mamaという名前のようだ。値札も品種も表示がない。さすが、ドイツだ。
今回は無事仲間に入れられたが、奇跡的に見つけたからこそ。
ドイツのスーパーでは、欲しいものが見つからないことも多く、一度見かけても次に行ったときにはもうない──それが日常だ。
初めまして の ポルチーニ茸・アンズ茸
マルクトで「秋にしか手に入らないよ」と言われたポルチーニ茸。
シーズン始まりには100gあたり6.99€で見かけたが、市場に最も出回る時期には4.99€まで値下がりしていた。
とはいえ、我が家にはなかなかのお値段。実はまだ一度しか食べていない。
土の香りのような独特の風味が、ポルチーニさんの“きのこらしさ”なのだとか。
我が家では塩とオリーブオイルでシンプルに仕上げて、大人な味わいを楽しんだ。
一方、アンズ茸(Pfifferlinge)は100gあたり2.99€と、こちらのほうがお手頃。
クリームパスタに入れてみたが、クリームの味が強すぎて香りはほとんど感じられなかった。
でも、あのコリコリとした食感はとても好みだった。
結論として、我が家では「エリンギのバター醤油炒めで十分」という結果に落ち着いた。
…と言っても、エリンギ様も決して安くはないのだけれど。
ちなみに、お友達のパパさんは「また買ってきて!」と言うほどの食通。
パパ自ら、オリーブオイルと塩で仕上げたシンプルなパスタに、ポルチーニだけを入れて楽しんだそうだ。

きのこは体にいいよね、積極的に食べたいとことだが、ポルチーニ茸は特別な高価なきのこだよ

売り場から あふれんばかり! アンズ茸がこぼれても、 卵が割れていても、 小麦粉の袋が破れていても、 パンが売り場の床に落ちていても、
そんなこともあるね程度のことなんだ