ドイツで目覚めた「フリマ愛」「バザー愛」

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ドイツで目覚めた「フリマ愛」「バザー愛」

~節約以上の楽しみと発見~

日本では、服や靴はそこそこ手頃な価格で買えることが多い。
でもドイツに来て気づいた——服が基本的に高い。
いや、正確には日本円の感覚が抜けないから、余計に高く感じるのかもしれない。
しかも、手頃な洋服屋さんが生活圏内にほとんどない。

そんな私の救世主になったのがフリマ・バザーだ。


フリマ巡りが週末の楽しみに

生活圏内には、シーズンごとにバザーを開く教会、
そして毎週末に開催される大きな公園のマーケットがある。
気づけば週末の楽しみは、もっぱらフリマ巡りになった。

服も靴も、おもちゃも、
「とりあえず中古で探そう」が我が家の合言葉。

すぐサイズアウトする子ども服、
スノーブーツやスキーウェアは新品だと目が飛び出るほど高い。
それが数ユーロで手に入るのだから、ありがたいことこの上ない。

気づけば、過去最高購入額127ユーロを叩き出していた日もあった。
……新品をいつ買ったか、もう思い出せないほどだ。

残念ながら、子ども服や婦人服はあっても紳士服はあまり見かけない。
それでも会場はいつもにぎやかで、
中にはプロの商売人も店を出している。

食器に目がないママ友は、時間を見つけては“食器パトロール”に繰り出す。
掘り出し物を見つけたときのあの笑顔——これもまた、ドイツのセカンドショップパトロールの醍醐味だ。


バザーで広がる「自分らしさ」

日本ではあまり見かけないデザイン、
派手な色づかい、そして普段なら選ばない柄——
でも、バザーなら全部試したい放題だ。

おばちゃんたちが試着のために半裸でウロウロする光景もざら。
鏡を譲り合いながら「これ似合う?」と感想を言い合う。
その光景が微笑ましく、見ているだけで楽しい。

定価ではとても手が出ない Max Mara?のコートHöglの靴
さらにはオペラ鑑賞に着ていけそうなワンピースまで見つけてしまった。
「なんなら、これで結婚式にも出席できそう!」と思うこともしばしば。

ミュンヘンのおばあちゃま方はみんなおしゃれで、
こちらで仲良くなった日本人ママにもお気に入りの一点があるらしい。
私はというと、値段を抑えることにこだわり、つい着回しの効く当たり障りのない服ばかり選んでしまう。

でも最近思う。
古着でも、食器でも、
“自分の好き”を堂々と選べる人って素敵だなと。
——フリーマーケットは、そんな気づきをくれる場所だ。


フリマ・バザーは生活の一部

大きな公園で毎週末開かれているフリーマーケットには、
絵画から不可解な置物まで何でも揃っている。
季節ごとに教会で行われるバザーは、私の物欲を低予算で満たしてくれる。
節約になっているのかは不明だが、それでも十分に楽しめる。

ドイツのフリマ・バザーは、節約以上の楽しみと発見を与えてくれる。
ただ安いだけじゃなく、日常に小さなワクワクや、新しい自分の好きを見つける時間をくれる。
気づけば、私の週末はいつも、フリマ愛とバザー愛にあふれている。

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